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「せめておじいちゃんが死んだって分かってほしい」

この絵本は、聴覚障害のお子さんを持つお母さんのこんな声から生まれました。その場にいても状況をつかめず「おいてきぼり」になりやすい耳のきこえない・きこえにくい人たち。時に、大切な方が亡くなったことすら伝わらないことがある。

もう「おいてきぼり」にはさせない。お別れの時間を周りと共有しながら過ごしてほしい。そんな想いがこの絵本には詰まっています。

お葬式が本の中に広がり、目から情報をつかみやすいようになっています。しかし、「何を」「どのように」伝えるかは大人のみなさん次第です。みなさんはお別れの時間、お子さんに何を伝えたいですか?

「耳のきこえる、きこえないに関係なく、 皆が亡き人と思いを通わすことの出来る場でありますように」

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■おとなといっしょによむ おそうしきのえほん

  • ・作 ほとり/青龍寺空芳
  • ・監修 一般社団法人 仏教情報センター
  • ・A5版30ページ 定価700円+送料

■対象

  • ・聴覚障害児のご家族
  • ・教育・医療・福祉・寺院・葬儀関係者
  • ・その他子ども・葬儀に関わる全ての方

※お葬式のマナーや知識を伝えるためではなく、コミュニケーションをお手伝いすることが目的です。大人が絵本を指さしながら話しかけることで初めて成立する絵本です。

※ストーリーはなく、手順・流れカードのような作りになっています。また、絵のページには文字がないので後半に各ページの解説を載せています。

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