【手話法話 一水四見】

今月紹介する言葉は一水四見です。
私たちは、水を見た時に「透明な液体」と思います。
でも天の世界からは「綺麗な水晶」に見え、飢えに苦しむ餓鬼には「血の池」に見え、魚にとっては「住む家」に見えるそうです。同じ水でも、見る人によって全く違う形に見えるのですね。
これは我々人間も同じです。生まれた場所、育ち方、年齢や経験がちがう時に、見方、考え方も違います。
それでも、自分と違う考えに出会ったとき、私たちはつい「それは間違っている」と思ったり、相手を遠ざけたりしてしまうことがあります。
大事なのは、自分の見方だけが正しいのではない、と気づくことです。その気づきがあれば、相手の話を聞いてみようと思えたり、周りの見方が変わっていくのです。
全て受け入れる必要は無いと思いますが、広い視野を持っていきたいですね。
デフヨガ&マットピラティス教室のお知らせ

【日時】10月12日(日)13:40 ~15:00(13:20〜受付)
【場所】仙蔵寺(東京都台東区寿2-8-15)東京メトロ銀座線田原町駅より徒歩2分
【定員】10名(先着順)
【参加費】2,000円(税込)※当日支払い
【持ち物】動きやすい服装、タオル、飲み物(無料レンタルヨガマットあり)
【お申込み方法】チラシのLINEからお申込みください
【手話法語 知足】

今月紹介する言葉は知足(ちそく)です。
これは、「今あるもので十分だと気づく心」という意味です。
例えば、子供がおもちゃが1つしかないと言うのではなく、1つのおもちゃで楽しく遊ぶことが出来る。これも知足といえます。
この教えに気づくと、毎日の生活の幸せに気づくことが出来ます。
人は欲があるからこそ、勉強が進んだり、便利なものが生まれたり、社会が発展してきました。欲を持つことは悪いことではありません。
でも、欲に忠実に生きると、わがままになってしまい、本当の幸せが何か分からなくなってしまいます。
知足の教えは、車の運転と同じで、もっと上をめざす気持ちが、アクセル。もう十分だと感じる心がブレーキに例えられます。両方のバランスをとることが必要なのです。
また自分の為ではなく、人の為に尽くしたいという欲、「大欲」を持てたら素晴らしいと思います。
自分自身を観察してみて、丁度良い欲を持ちながら毎日をお過ごしください。
「施餓鬼法要」のお知らせ

施餓鬼法要の季節となりました。施餓鬼は有縁無縁のすべての魂を供養し、その功徳を各家のご先祖さまへと回し向ける(回向)意味があります。全ての精霊の総供養となるので、仙蔵寺において最も大切な法要です。
また本年の法話は、前住職の青龍寺弘範師にお話いただきます。
この貴重な機会に是非ご参列いただき、心落ち着くひと時をお過ごしいただければ幸いです。 合掌
記
○日時 令和7年9月24日(水)
11時30分 集合、昼食
12時30分 法話、休憩
13時30分 施餓鬼法要
14時10分頃 終了予定
○供養料 ¥5,000
※参加の方、不参加の方も供養料は同じです。
※回向料、塔婆1体、参加の場合は弁当1つ含む。
※2体目以降の塔婆については¥3,000で承ります。
◯申込方法
郵便振替をもって申込みとします。もしくは直接仙蔵寺までお持ちください。
※申込締切 9月19日(金)まで。塔婆浄書の為、お早めにお申し込みください。
※年に1度のご先祖様の総供養です。皆様のお申し込みをお願いしております。
◯その他
※お弁当の追加は1人1,000円で承っております。
※ご不明な点はお問い合せください。
【万灯会Youtube】
