2025年07月08日
7月法語「実修実証 入りて学び出でて行う」

先日高尾山にて峰中修行を行いました。
その時に高尾山のご貫首様からいただいた言葉が、こちらの実修実証(入りて学び、出でて行う)でございます。
修行によって得た経験を周りの人に活かしていくという意味です。
自分の為だけではなく、人のために還元していくことが大切なのだと教えていただきました。
皆様にとって「修行」という言葉は、難しい遠い世界のものに感じるかもしれません。
けれども、日々の中で得た学びや経験を家族や友人と分かち合い、周囲にあたたかな影響を与えていくこと―それもまた、立派な修行ではないでしょうか。
私自身自分にできることを見つめ直し、日々を丁寧に生きてまいりたいと思いました。